本当は言いたいのに
相手を目の前にすると言えないときって
ありませんか?
自分の気持ちに正直になって、
相手に言いたいことを伝えるって
ときに勇気のいることですね。
特に、
自分にとって大切な相手だったり、
自分が伝えることで、
相手にも少なからず影響を与えるかも、
と思うときなら
きっとなおさらでしょう。
どう思われるか、とか
相手を傷つけるんじゃないか、とか
言い返されたらどうしよう・・
などと不安がよぎり、
グッと我慢することもあるかもしれませんね。
その気持ち、よ〜くわかります
自分の気持ちを相手に伝えることは、
とても素敵なことだと思います。
伝えることができても、
伝えられないと思うときも、
ここで、ちょっと心に目を向けてみたいと思います。
相手がどう思うか、と
相手へ向かっているベクトルを、
自分の心の内側に向けていってみます。
よろしければお付き合いくださいね♪
言いたいのに言えずに我慢していたことを
相手に伝える時、
自分の心にはどんな思いが
よぎっているのでしょう?
例えば、
自分が相手に対して怒っているんだ、
ということを直接相手に伝える時を
例にしてみますね。
それを伝えることで、
あなたの中のどんな満たされない思いや
秘かな願望を埋めてくれるでしょう?
相手に私の気持ちをわかってほしい
私がどんなに傷ついたか、
どんなに怒っているのか知ってほしい
あなたは悪くない、と相手に言ってほしい
相手が悪かったということを認めさせたい
相手をギャフンと言わせたい
どんな思いがあってもマル◯です♪
ジャッジはする必要なし、です。
では、次♪
今まで相手にそれを伝えて来なかったことで、
あなたは何を守っていたのでしょう?
相手との良い関係?
物わかりの良い、理解のあるわたし像?
これ以上私も相手も傷つかないこと?
ここでも、どんな思いもそのままあってOK♪
では、もう1つ。
伝えることで、
どうなってしまうと恐れていたのでしょう?
相手との関係が壊れること?
怒りを露わにする人になってしまう?
感情をコントロールできない人と思われる?
相手を傷つけてしまうこと?
ここでも、湧き出る思いは
そのまま受けとめて💕
ただ、その思いが自分の中にある、と
あなたが気づくことで、
相手に焦点があたっていた事柄が、
ちょっとだけ「私のこと」として
感じられる気がしませんか?
自分の内側にベクトルを向けるということは、
自分自身への理解が深まるということ。
自分のほんとうの気持ちが
すこ〜し見えてきた時、
もしかしたら、
相手に言おうと思っていたことも、
伝えても伝えなくても
どうでもよくなってくるかもしれません。
もしくは、
始めとは違う伝え方をしようと
思うかもしれませんね。
もちろん、
相手に伝えたいことを
そのまま伝えるのがダメ!
と、言っている訳ではありませんよ♪
ただ、
「相手に言ってやろ〜〜!」
「絶対、自分の気持ちをわかってもらいたい!」
という思いで相手に伝えるのと、
自分の気持ちに自分が気づきながら
相手に伝えるのでは、
流れるエネルギーが違うと思うのです
グッと身体に入っていた力が抜けて、
よりナチュラルで自然体な
あなたらしい伝え方ができる感じがしませんか?
結局のところ、
一番わかって欲しい相手は
あなた自身。
一番わかってあげたい相手も
あなた自身。
こんなコミュニケーション術が
世の中に広がったら、
争いごとが減って
平和な世の中になっていくでしょうね♪
世界平和・・
まずは、自分の心から。